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ダウ理論を「使いこなす」ための最短ルート|FX・株

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ダウ理論を「使いこなす」ための最短ルート|FX・株

ダウ理論を「使いこなす」ための最短ルート
― 複雑な理論より、1つの「明確なサイン」だけ覚えればいい ―

これまで「高値・安値」や「押し戻り」の話をしてきたが、
その全ての土台にあるのがダウ理論だ。

難しく考える必要はない。
トレードで使うのは「トレンドの定義」、ほぼこれだけだ。

ダウ理論にはいくつかの定義があるが、
初心者や中級者の方が覚えるべきポイントはとりあえず2つ。
これを覚えれだけで、驚くほど相場の見方が変わる。まずはこれをしっかり覚えて行こう。

・切り上げ切り下げ
・明確なシグナル

1. トレードにおける「トレンド」の正体

相場が「上に向いている」というのは、単に価格が上がっていることではない。
トレンドの定義を確認しよう。

【トレンドの定義1】

  • 高値が前の高値を更新している
  • 安値が前の安値を切り上げている

⇒ この「両方」が揃って初めて、上昇トレンドと呼ぶ。逆は下降トレンド

これがダウ理論のトレンドの定義の1つである。

これは後でも解説するが、どちらか一方が欠けた時点で、「トレンドが怪しい(レンジになるかも)」という判断ができる。下図で言うと赤丸で高値を切り下げて下落していたところ
ただし、ここで気を付けてほしいのが高値安値の切り上げの片方が欠けたとしても
トレンドの反転したとはならないと言うこと。
両方が切り下げしてようやくトレンドが変わった判断となる。
実際に下図では、若干の高値を切り下げたが再度切り上げる形で上昇トレンドになっている。

ダウ理論

2. なぜダウ理論が「負けない」ために必要なのか

多くの人がやってしまう失敗は、
「上位足が上昇トレンドなのに、下位足のちょっとした下げを見て売ってしまう」ことだ。

  • ダウ理論を知っている人:
    「安値を切り上げている限り、まだ上だ。売るのはやめよう」
  • ダウ理論を知らない人:
    「あ、下がってきた!今のうちに売らなきゃ(逆張り)」

ダウ理論は「勝つため」ではなく、
「やってはいけない逆張り」を避けるための最強のフィルターになる。

▶ 関連記事:
押し安値の狙い方

3. 最重要!トレンドが「終わる」合図「トレンドの定義2」

ここがテストに出るくらい重要。

「明確な転換サインが出るまで、トレンドは継続する」

具体的には、「押し安値」を割るまでは、どんなに下げても上昇トレンドのままだ。

  • 押し安値:最高値を作った「起点」となった安値のこと
  • ここを割るまでは、下がっても「押し目買いのチャンス」に過ぎない
  •  
  • さらに高値を切り下げてくるとトレンド転換を意識しよう

・下図を見てみよう。GBPUSDのチャートだが上昇トレンドができている。
・青線で表した通り、安値を切り上げ高値を更新。この更新する直前の安値が押し安値だ。(赤丸)
・そして高値をつけた後、下落が始まり押し安値付近(赤丸)
・ここで安値を割らず、再度切り返していくならばトレンドは継続したが、<br> ・ここ割ってしまった。そうすると、トレンドは怪しくなる。
・その後、高値を切り下げていき明確にトレンドが転換していった。

トレンド転換

4. 会社員トレードへの取り入れ方

日中チャートが見られない会社員こそ、
この「押し安値」に注目してほしい。

  • 朝:上位足で「押し安値」を確認する(ここを割らなきゃ上目線)。
  • 夜:押し安値付近まで引きつけてから、下位足で反転を確認して注文。

「目線を固定できる」。
これがダウ理論を使う最大のメリットだ。

加えて言うならば、損切りのポイントも明確である。押し安値を目安にできるからだ。となれば、トレードの戦略は立てやすいのだ。

まとめ|ダウ理論は「目線の固定」に使う

  • 高値更新・安値切り上げを確認する
  • 「押し安値」にラインを引く
  • そこを抜けるまでは目線を変えない

これだけで、相場の迷いは半分以下になる。

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